穴刀研ぎ用具
私の研ぎ用具(以下の用具で穴刀砥ができます)
研ぎ台 砥石(8000#) 耐水ペーパー 1000#、1200# ガラス板(厚めのもの) 樹脂ボックス 木砥 |
足の丈夫な机でよい(私は専用砥台を使用)。 私は人造砥石を使用。 砥石面に付いた鉄くず、汚れを削り落とす。 耐水ペーパーを置いて研いだ後の砥石面を修正する。 両手を入れて砥石を洗うために使用。 これは使用しなくても剃れるが気分適に引き砥ぎ表裏を数回する |
研ぎ方については私理美容学校へ入学した覚えはありませんので、習っていません、正確な良い研ぎ方を示す事はできません。 私はこれらの物を販売するセールスマンです、しかしここに分厚い本があります理容刃物大全集と印刷してあります(発行昭和49年第3版)。 私、これを熟読致しましたが穴刀に関しては書いてありません、それで只今研究中です、でもこんなことわざがあります「門前の小僧習わぬ経を読む」。 作成者 団塊の世代 |
未熟な私の雑学ですが・・・・
顔剃刀は刃線から背まで幅があります、穴刀は幅がありません、細いですから同じには、いかないと思います。
刃裏、刃表の両面で、くさび型度です、片面を研ぎたいのですが細い穴刀は剃刀と同じ研ぎ方では、平面にはなりません、角度がでます、向こうに行ったときと、手前に来たときに、手研ぎでは微妙に角度の違いがでやすいと思います、よってハマグリ刃に研ぎあがり結果的に鈍刃になり剃れません、ましてツバメ返し風の砥ぎはなおの事です。
未熟な私の雑学ですが・・・・ 刃表、刃裏、共に私はエグリます(マイナス、凹面)、新品時は刃線先と峰の間を(両面共スキして
あるから)自然と砥面に凹面が当たる形状になっており、それで片面だけを考えればエグリ度に研がれ両面で鋭角度(ハマグリの対照的)の刃になると思量します。 (凹)の付け方は突き砥です。 未熟な私の雑学ですが・・・・穴刀は細い為、、顔剃刀と同じにはいかないと思量します、私は穴刀研ぎは両面共、突き研ぎをします、突き研ぎはハマグリ刃の逆形状に研ぎあがります、鋭刃です。 ※理容刃物大全集で見たのですが砥石面修正の説明ページに金盤での砥面修正時、砥石を縦に置き前後に擦ると砥面が凹状になり、砥石を横に置いて前後に擦ると、カマボコ状になる、この原理から砥石を穴刀におきかえれば、突き研は凹状鋭刃、横に又は斜めに置いて研ぐとカマボコ状、ハマグリ刃になると思っております。
でも、フェザー、シック業務用替刃の様にはいきません、日本剃刀での昭和30年代初頭の顔そりは痛かった記憶があります、おまけにすぐ切れやみます。 過去に研げなかった記憶とその他
1、先の尖った、斜めになった穴刀。
2、斜めの部分はハガネではなく只の鉄?、ハガネは刃線部だけでスキ部は只の鉄?。
3、剃刀にはスキがある、穴刀にもスキがある、スキのない尖った穴刀は研げなかった、丸砥ぎになる。
4、研いで脛毛が剃れたらすぐに研ぎ終える、欲を出すと切れなくなる。
5、砥面修正し新しい部分で砥いでいます。
6、先端1cm位剃れれば私はそこでやめます、そんなこんなを繰り返していくうちに、どんどん尖って、そのあげく研げなくなるのだと思っています、先端から手元まで私は研げません、尖った部分をグラインダーで削り落とします、短くなっていきます。
以上で終わります、未熟な私の雑学を読んでくださってありがとうございました、笑って許して下さい。
失礼しました。 私は穴刀を研いでも剃って切れ味を確かめる事は出来ません、同じくバリカン替え刃を研いでも人の頭を丸刈りしたことはありません、鋏を研いでも切れ味は知りません、解るのはスタイリスト様から研磨に出てくるだけの事です・・・・・ バリカン研磨は36年間(2014/06/26現在)です、自分を褒めています。 ハサミ研磨も36年間です,角度付き手動研磨機なら裏スキが必要になるまで裏研ぎはしません。 |